ローマを散歩した時のこと。
今回はナヴォーナ広場とパスクィーノについて。
サンタンジェロ城からナヴォーナ広場まで
ナヴォーナ広場へはヴァチカンの方からサンタンジェロ城・サンタンジェロ橋を歩いてきました。
ローマって名所がコンパクトにまとまっているので、割とどこでも歩いて行けます。
ただし、床が石畳で、固い靴だと疲れてしまうので、ローマに行く際はクッション性のある靴で行くことをお勧めします。
サンタンジェロ城からナヴォーナ広場への行き方は道が細いので一見分かりづらいですが、実は結構簡単。
サンタンジェロ橋を渡って2個目の角を左に曲がり、後はひたすらまっすぐ行き、突き当たりの1個前の角を右に曲がるとそこがナヴォーナ広場です。
google mapにもはっきり表示されないほどの道ですが、その分ローカルな感じがあって素敵な道です。
細い道にテーブルが並んでカフェになっているのはいかにもヨーロッパっぽいです。
ローマは道行くおっさんもなんだかおしゃれでした。
おっさんそのものではないですが、裏道のショーウィンドー。
ナヴォーナ広場が見えてきました。
ナヴォーナ広場
ナヴォーナ広場は広いのに車が入ってこないので、ゆったりした空気が流れています。
広場を囲むようにオープンカフェやレストランがあるので、時間さえあるならば、1日中ここでのんびり過ごすのも悪くないです。
コロッセオの前やヴァチカンでは客引きや物売りがうっとうしいのですが、ここナヴォーナ広場はそういうのは見かけませんでした。
絵描きの人なんかもいますが、こちらから話しかけない限りはおとなしい感じ。
なんとなくですが、バルセロナのレイアール広場に似た雰囲気がある気がします。
広場全体を眺めてみます。
右側のサンタ・アニェーゼ・イン・アゴーネ教会が存在感を放っています。
広場の北側のネプチューンの噴水。
ローマって本当に噴水だらけ。
広場を囲んでオープンカフェ。
観光客にとって、こういうオープンカフェって入りやすくて助かります。
サンタ・アニェーゼ・イン・アゴーネ教会と、その手前の四大河の噴水。
教会が倒れてくるからと像が腕を伸ばしているように見えます。
教会の設計者と噴水の設計者が仲が悪いからこんな像になったと言い伝えられていますがどうなんでしょうね。
噴水を正面から見てみる。
歌舞伎で見栄を切っているようにも見えなくもない。
サンタ・アニェーゼ・イン・アゴーネ教会。
中には入っていませんが立派な建物です。
しかし、いかんせんローマの街にはもっと立派な教会が多すぎる。
広場の南側にはムーア人の噴水。
こういう建造物って、大きければ大きいほど目立つなと、写真を振り返って思いました。
建造物を作るときに、大きさにこだわる理由がなんとなく実感として分かりました。
パスクィーノ
広場から少し歩いたところにパスクィーノというものがあります。
中世からある像で、政治や権力に対する風刺や中傷の手紙を匿名で引っ掛けて、みんなで読んで楽しんでいたようです。
今の日本でいえば2ちゃんねる的な感じでしょうか。
今も像の横に紙がペタペタ貼ってあります。
イタリア語が読めないので分かりませんでしたが、今はこんな形になったということでしょうか。
ファシストの時代とかはどうだったのかふと気になりました。
まとめ
ローマの街を、サンタンジェロ城からナヴォーナ広場周辺まで歩いてみました。
ローマの街歩きって休日感があって楽しいです。
この時の旅についてはこちらにまとまっているのでよかったら合わせて読んでみてください。
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