【香港・北京・ローマ旅行記】ローマ街歩きの参考になる1冊

コロッセオ イタリア
コロッセオ

先日、ローマを旅してきました。

その際ある1冊の本が街歩きの参考になったので、この記事で紹介します。

それがこちら。

Amazon.co.jp

この本については、「はじめに」で以下のように述べられています。

この本では、ローマを訪れた際には見ておきたい場所を100カ所ピックアップしました。

観光ガイドとなることを主目的として作られた本ではないのですが、観光ガイド的な要素があります。

本のサイズはA5くらいで、持ち歩くにはちょっと大きいのですが、その分写真が大きく、事前にイメージを膨らませるにはちょうどいいです。

また、旅から帰ってきてからこの本を眺めつつ振り返るのも、旅での出来事をいろいろと思い出すことができて楽しいです。

本で紹介されているポイントは、エリア別に章としてまとまっており、また、各章の最初には地図もあるので、歩くコースを組み立てるのにも役立ちます。

本で紹介されていた場所

本に紹介されている場所のうち、いくつかのところには今回実際に行ってみたので、寸評を列挙してみます。

第1章|フォロ・ロマーノとパラティーノの丘

フォロ・ロマーノ

他の国でも似たような遺跡を見たことはあります。

しかしフォロ・ロマーノが他と違うのは、その建物の圧倒的な密度です。

それにより、かつて繁栄していたであろう時代のことを思い浮かべやすく、とても見ごたえがあります。

パラティーノの丘

フォロ・ロマーノから見て高台の上にあります。

かつては高級住宅地だったのだとか。

だからこそ建物がまばらで、フォロ・ロマーノに比べると個人的にはちょっと見劣りしました。

フォロ・ロマーノを見下ろせる場所があるのですが、そこは大好きです。

コンスタンティヌスの凱旋門

コロッセオのすぐ近くにあります。

今は柵で囲われてしまってくぐることのできない門です。

柵が邪魔で写真もちょっと撮りづらく、なにより隣のコロッセオのインパクトが強すぎてあまり目立っていません。

第2章|3つの丘とその周辺

トラヤヌスの市場

フォロ・ロマーノからヴェネツィア広場に向かう道中、なんだか目立つ遺跡だったので寄ってみました。

実はそれがトラヤヌスの市場だったようです。

ローマは街中の至る所にこういった見どころがあるので、行く前に予習してもなかなかわからないものです。

トラヤヌスの記念柱

これも、立派な柱だなと思って特に意識せずに寄ってみたら、後からその正体が分かったパターン。

カエサルのフォロ

後から正体が分かったパターンその3。

アウグストゥスのフォロ

後から正体が分かったパターンその4。

フォロ・ロマーノからヴェネツィア広場の間は見どころが多すぎます。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

通称ヴィットリアーノ。

展望台があったらとりあえず上るタイプなので、これはよく覚えています。

衛兵さんが立派。

階段と広場がくつろげて素敵。

カンピドリオ広場

NHKのイタリア語講座で印象に残っている場所。

ローマ市役所の目の前。

サンタ・マリア・イン・アラチェリ聖堂

外観だけ見ました。

トレヴィの泉

ローマを代表する名所。

観光客が増えすぎたのか、泉の縁から離れたところに柵が設置されてしまって、近づけないので、楽しみがちょっと減りました。

テルミニ駅

でっかい駅。

こういう、線路が何本も横に並んだ始発駅って、すごくヨーロッパっぽいと思う。

第3章|カンポ・マルツィオ

パンテオン

ザ・世界遺産。

天井の穴から差し込む光がとても神々しい。

ナヴォーナ広場

車が入ってこられないところにある、のんびりした広場。

噴水を眺めながら近くのカフェで1日のんびり過ごすような、そんな贅沢な時間の使い方をしてみたい。

第4章|ボルゲーゼ公園とその周辺

スペイン広場

オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べた場所。

と、言うまでもなくローマの代表的名所。

階段にはたくさんの人が座りこんでのんびりしています。

ミンニャネッリ広場

スペイン広場に行く道中、寄った場所。

言われてみれば特徴的な像があったかも。

スペイン広場に意識が向いていたのであまり記憶にない。

第5章|ヴァチカンとその周辺

サン・ピエトロ大聖堂

カトリックの総本山。

ローマに行ったら外せない場所。

とはいえ、ヴァチカンは独立国家なのでローマと一緒にされるのを嫌がるのだとか。

ヴァチカン美術館

ものすごい人出だった。

予約し損ねて当日並んだけど、余裕があるなら絶対に予約がおすすめ。

人が多すぎて見どころを堪能しきれてない。

サンタンジェロ城

外観だけ見たところ。

第6章|トラステヴェレとその周辺

サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂

真実の口のあるところ。

バスで行くときは「サンタ・マリア」って名前を頼りにしたような記憶。

マルケルス劇場

外観だけの見学。

しかもバスの車窓からという。

すごくコロッセオっぽい。

第7章|コロッセオ、カラカッラ浴場ほか

コロッセオ

ここもローマを代表する場所。

でっかい。

独立した記事で紹介してます。

スカラ・サンタ

聖なる階段。

写真は撮れないけど、本当にひざまづいて階段を上るキリスト教の信者がいた。

日本人の感覚ではピンとこないけど、外国では宗教というのは人々の生活に根付いている。

サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂

かつてのカトリック総本山的な場所。

6メートルほどの立派な像がたくさんあったのを覚えている。

第8章|ローマ郊外

どこも行ってない。

第9章|ティヴォリ

どこも行ってない。

まとめ

本を見返して思いましたが、わりと近くまで接近しつつも見落としている場所が多いです。

3泊して割と効率よく回ったつもりでしたが、回れたのは100カ所のうち24カ所でした。

ローマは見どころだらけでまた行きたいです。

今回の旅全般について、こちらの記事も是非見てください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました