島根旅行で出雲大社に行ったときのことを記事にしてみます。
出雲大社への行き方
島根にはサンライズ出雲で行きました。
サンライズ出雲についての記事はこちら。
出雲市駅には午前9時58分に到着。
サンライズ出雲の写真を撮ったり、改札前の観光案内所で情報収集をしつつ、30分ほど駅で時間を潰し、駅から出雲大社へバスで移動します。
バスターミナルは駅の改札を出て左にあり、そこの1番乗り場から出る、一畑バス大社線に乗り込みます。
行き先は大社前。
乗車時間は20分か30分程度で、料金は500円です。
バスの形としては、観光用ではなく普通の路線バスです。
観光客が多いので、道中座りたければ少し早めに並んだ方がいいです。
大体、発車15分ほど前から並べば座れるんじゃないかと思いました。
大社前で降りたら、すぐ目の前の神門通りのコインロッカーに荷物を預けて、観光に出発です。
神門通りというのはこんなところ。
何やら楽しそうな空間です。
自分の場合はほぼスルーしましたが、割子そば、ぜんざい、松江牛と、一通りの食べ物は揃っているので便利。
バスを降りた大社前はその名の通り、道路の向こうはすぐ出雲大社。
神門通りから出てくるとこんな風景に出くわします。
出雲大社はメインイベントとして後回しにして、とりあえずは腹ごしらえ。
田中屋でいただく島根名物の割子そば
神門通りから出雲大社側に出て左側、スターバックスのすぐ先に田中屋というお蕎麦屋さんがあります。
割子そばで有名な人気店ということで、突撃してみました。
各種ガイドブックにも掲載されていて、行列ができやすいのですが、この時はまだ午前11時ごろで行列もなく、ちょうど並ばずに入ることができました。
サンライズ出雲とバスでここまでくると、時間的に大体こうなるのでちょうどいいです。
早いお昼となるので、朝食は食べていません。
注文したのは三色割子。
3枚の割子そばに、それぞれ温泉卵、とろろ、揚げ玉がトッピングされています。
コシがしっかりしていて、噛みごたえがあります。
つゆは基本ちょっと辛めなので、あまりかけすぎない方がいいでしょう。
朝食を抜いていくと量がちょっと物足りないですが、おいしくいただきました。
稲佐の浜
ご飯の後は、出雲大社に行く前に稲佐の浜に行くことにしました。
旧暦10月の神無月、全国各地の神様は出雲に集まります。
その際、神様たちはこの稲佐の浜から上陸してくると言われています。
そんな神話の舞台。
なお、他の地域では神様が出かけてしまって神無月となりますが、逆に神様の集まる出雲では神在月と呼ぶそうです。
田中屋の横の道に入り、出雲大社から離れるようにまっすぐ進んでいきます。
海に突き当たって右に進むと稲佐の浜が見えてきました。
砂浜に大きな岩があるという光景ってなかなかないです。
稲佐の浜も観光名所で、人がぽつぽついます。
稲佐の浜とその看板。
高さは10メートル弱くらいでしょうか。
岩の上に鳥居があるのはなんだか不思議な光景です。
ちなみに周辺は普通に砂浜なので、砂が靴に入ることも多少考えに入れておきましょう。
慎重に歩けばある程度大丈夫ですが。
出雲大社
稲佐の浜の次はいよいよ出雲大社に向かいます。
道路を渡って、海から離れる方向にまっすぐ行けば出雲大社に着くので道は分かりやすいです。
出雲大社正面から道路側を見るとこんな感じ。
日本有数のパワースポットではありますが、わりと周辺はさっぱりしています。
いよいよ出雲大社へ。
鳥居をくぐるときは一礼。
この先坂を下っていく途中、右側にひっそりと祓社(はらえのやしろ)というところがあります。
参拝の前に身心を清めましょう。
進んでいくと、参道が3本に分かれます。
真ん中は神様が通る道なので、右か左の石の上を通りましょう。
参道の奥左手には手水舎があるので、ここで手と口を清めて先に進みます。
参道を抜けると拝殿につきます。
思ったより大きくはないです。
あからさまに左右対称が崩れているのは珍しい感じがしました。
出雲大社での参拝の仕方は、2礼4拍手1礼です。
他の神社と動作が違うのでちょっと混乱しました。
混乱したとしてもお祈りはしっかりと。
御朱印は拝殿裏側で。
拝殿左側の道を奥に進んだ突き当たりでは、おみくじやお守りをいただくことができます。
御守所の裏は本殿となっています。
中に入ることはできませんが、御守所横の八足門から参拝ができます。
八足門というのはこんなところ。
地面に描かれた3つの円は、かつての出雲大社の柱の太さを示しているらしく、相当巨大な建築物であったことがうかがえます。
御守所に向かって左に進むと神楽殿。
見ての通りの巨大な注連縄が特徴的。
因幡の素兎
出雲大社境内を歩いていると、ところどころでウサギの像を目撃できます。
どの像もやたらとかわいいです。
本殿裏にはこんな像。
同じく本殿裏。
参道の左手。
なぜか松ぼっくりを持たされています。
下り参道の右手、浄の池のそば。
カメラを構えています。
個人的にお気に入りです。
その隣には双眼鏡を構えた兎。
出雲大社からの移動
出雲大社の後は、松江の方に移動しました。
バスで出雲市駅に戻ってJRを使う方法のほか、一畑電車で松江しんじ湖温泉に向かう方法もあります。
今回は一畑電車で移動したので、ちょっとだけご紹介。
一畑電車は本数が少ないので、どの便に乗るかあらかじめ決めて、それに合わせて時間調整しながら行動するのがいいです。
神門通りで荷物を回収して、出雲大社正面の道をまっすぐ下っていきます。
雰囲気はこんな感じ。
伊勢のおかげ横丁に似ている気がしました。
まっすぐ歩いて左手に見える、この建物が一畑電車の出雲大社前駅。
見た目はあまり駅っぽくないです。
入口が引き戸だったような気がしますが、そんな駅他には見たことありません。
切符は自動販売機で売っているものの、食券みたいな感じの売られ方なので、かなりの違和感でした。
一畑電車は、観光目的で一度乗ってみると面白いかもしれません。
以上、出雲大社あれこれでした。
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