ローマで真実の口を見てきました。
本当にただ見てきただけです。
行き帰りがちょっとわかりづらかったので、そのあたりのお話も書いてみます。
真実の口とは
真実の口とは、ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会にある石のことです。
なんのための石だかわかりませんが、古代の井戸や下水溝のフタという説があるそうです。
要するにマンホールのフタだと考えると、急にありがたみが無くなってしまいますが。
ローマを語るうえで欠かせない映画「ローマの休日」でも登場していましたし、ぜひ訪れたい名所だと思います。
真実の口への行き方
私の場合は、カンピドーリョ広場を見た後、近くのバス停から170番のバスで移動しました。
直線距離でいえば400メートル無いくらいなので、歩いても行けます。
が、せっかくローマパスを持ってましたのでバスにしました。
バス自体に乗ってみたかったという事情もあります。
さらに、ローマは石畳の街で歩いていると足にダメージが来るので、疲労を押さえたかったっていう理由もあります。
カンピドーリョ広場近くのバス停はTeatro Marcello。
そしてそこにあった、ここを通るバスの停留所一覧。
正直、これを見てどのバスに乗ればいいかを判断するのは、ローマのバスに慣れていない人にとっては至難の業だと思います。
なので、地球の歩き方を見て調べてみました。
それによると170番のバスが真実の口に行くとのこと。
そして真実の口の最寄りはBocca della Veritàであるとのこと。
それを踏まえて、あらためて170番の列を見ると、上から6番目に現在地Teatro Marcelloがあり、その2こ下に、真実の口があるBocca della Veritàがあります。
つまりここで170番のバスに乗り、2つ目の停留所で降りればOK。
テルミニ駅から行く場合も170番のバスで行けます。
上の写真の170番の列の1番上がTERMINIとなってますね。
大文字で目立ちます。
真実の口へ行ってみた
実際に真実の口へ行ってみました。
バスを下りたらサンタ・マリア・イン・コスメディン教会が、道路の反対側に見えました。
立派な塔が印象的です。
ちなみにこの写真、明るいですがもう18時を過ぎてます。
5月のローマというかヨーロッパは、そもそも昼が長くてさらにサマータイムの影響もあってなかなか外が暗くなりません。
観光にはとても都合がいいです。
教会は17:50までなので、この時すでに閉まっています。
しかし、それでも結構観光客はいます。
みんな鉄柵の向こうから熱心に覗いていました。
教会が閉まっていても真実の口を見ることだけならできるという点、助かりました。
真実の口に手を入れたり実際触ったりするのでなければ、教会が閉まった後に来てもよくなるので、スケジュールの自由度が上がります。
さて、他の観光客にならって、私も真実の口を覗いてみました。
日中の様子を知りませんが、教会が閉まった後の方が、こういった真実の口単体の写真は撮りやすいのかもしれません。
日中だと記念撮影の人が近くにいて、単体の写真は撮りづらいんじゃないかと。
聞いた話では、日中に真実の口で記念写真を撮ろうとするなら30分程度待つことになるのだとか。
今回は、教会が閉まった後だったので特に待つこともなく見ることができました。
実際に触ってみたいかどうかで、訪れる時間を調整するのが賢いやりかたかもしれません。
ローマのバス事情
真実の口からの帰りも、バスに乗ることにしました。
そこで思ったのですが、ローマのバスって結構使いづらいです。
真実の口近くのバス停はこんな感じ。
ここでは珍しく、次のバスが何分後に来るかということが電光掲示で表示されていました。
しかしこういったバス停は少数派で、たいていの停留所では、到着時刻の表示はなく、ただバスの路線ごとの停留所が列挙されている看板があるのみです。
写真でいうと左側の看板です。
この電光掲示が信頼できればいいのですが、それもさっぱりでした。
来るはずのバスの表示が突然消えたり、いままで案内のなかったバスの表示が突然割り込んできたりします。
何が起こってるのか全然わかりません。
結局、電光掲示はあまり信用せず、ただ乗りたいバスを待ち続けることにしました。
時間が読めないという点、ローマのバスはすごく不便だと思いました。
バスに乗ってからも大変だったことがあります。
それは、ローマが石畳の街だからか、めちゃくちゃ揺れるということです。
特に座っていると、揺れを顕著に感じる気がします。
山登りでもないのにあんなに揺れるバスは、初めてかも。
まとめ
教会が閉まった後の真実の口を見てきました。
真実の口に触れなくてもいいと思っているなら、教会が閉まってからの時間帯の方が空いています。
ローマのバスって結構不便です。
といった感想でした。
この時の旅についてはこちらの記事が目次となっていますので、ぜひ他の記事も見てみてください。
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