エストニアの首都タリンにある聖オレフ教会の旅行記です。
展望台に上っての眺望鑑賞がメイン。
聖オレフ教会とは
聖オレフ教会はエストニアの首都タリンの見どころの一つと言えます。
かつては世界一とも言われたという、高い塔を持った教会です。
聖オレフ教会の外観
まずは外観から見ていきます。
こちらは、そばから見上げた写真ですが、正直近すぎていまいちです。
外観を撮るなら遠くから映すべきだった。
聖オレフ教会の展望台
聖オレフ教会に来たなら展望台は外せません。
まずはそこに上ることにしました。
料金は3ユーロ。
ガイドブックには2ユーロと書いてあったので値上がりしたようです。
塔に上る前に見つけたこのポスター。
営業時間や料金が書いてありますが、それよりも気になるのが右下の258という数字。
どうやら塔のてっぺんまでの階段の段数を表している模様。
大変そうだ。
塔のてっぺんを目指して、こんな細い螺旋階段を上っていきます。
前半が左回りだったか後半が左回りだったか忘れましたが、とにかく途中で螺旋の向きが変わります。
塔のてっぺんからの景色です。
いかにもなヨーロッパの中世の姿で、剣と魔法のファンタジー世界のイメージ。
天気にも恵まれてよかったです。
実は路上駐車している車が結構たくさんあります。
タリンの旧市街は、建物自体は中世の姿が残っているものの、自動車は普通に入ってこられるので仕方ないですね。
聖オレフ教会展望台から見ると、ふとっちょマルガレータの屋上展望台も遥か下の方に見えます。
あそこも結構高いところだと思いましたが、聖オレフ教会が高すぎて比べ物になりません。
港も一望できます。
夏・海・港・船というキーワードが素敵に揃っています。
翌日に乗ることになるフェリー乗り場。
人工物を遠くから見た時のミニチュア感がたまりません。
タリンは旧市街には中世の姿をとどめていますが、外は結構近代的なビルが立ち並びます。
ロシア正教会である、アレクサンドル・ネフスキー聖堂。
本場ロシアで、これよりもはるかにきらびやかなロシア正教会をさんざん見てきたので、印象は薄め。
かつてソ連に支配されていたという歴史があるので、町中にロシア正教会があるというのは、タリン市民にとってなかなか複雑なようです。
展望台からの光景ばかり撮っていましたが、展望台自体の写真も1枚。
人と人がすれ違うのが大変な、狭い展望台なのです。
聖オレフ教会内部
ひとしきり展望台からタリンを眺めた後は展望台を下りて聖堂を見学します。
床から天井の方まで、壁にはほとんど装飾がなくてさっぱりとしたシンプルな作りです。
椅子だけは立派に備わっています。
きっとこんな環境だと、祈りに集中できそうですね。
聖オレフ教会外部・オレフの石像
教会の外にもちょっとした見どころがあります。
この教会はあまりに塔が高いので、塔を建てたのはある巨人だという伝説が残されています。
その巨人の名前こそがオレフ。
彼は莫大な報酬を条件に教会の建築を手伝いました。
ただし、教会の建築が終わるまでに彼の本名が分かれば報酬はほぼゼロになるという条件もついていました。
教会建築の最後の最後、オレフは本名を知られてしまいそのショックで高いところから転落して石になってしまいます。
そのようなエピソードから石になったオレフを表現したのがこちら。
柵がとても邪魔ですが、実は柵の向こうにも入れるらしいです。
教会の入口の左側から中庭に入っていけばいいのだとか。
気づかなかった。
最後まで楽しめる聖オレフ教会です。
関連リンク
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