スペイン・バルセロナの見どころの一つ、グエル公園に行ってきました。
「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産にも登録されています。
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有料ゾーン
グエル公園は無料で入園できますが、園内の一部のみ有料ゾーンになっています。
まずは有料ゾーンから回ってみました。
有料ゾーンに入ろうとしたところ、入場には2つの列ができていました。
この写真にも映っている2つのパラソルがそれぞれ起点になっています。
2つの列の違いはよく分かりませんでした。
事前予約をしたかしていないかの違いかもしれないですし、入場が毎時0分の列と毎時30分の列を分けているのかもしれないですし。
私の場合は15:30入場でWEBで事前予約をしていったら、この写真でいうと左側のパラソルに誘導されました。
24番バスで公園に来た場合は、この写真の右側から来ることになるので、奥側のパラソルです。
有料ゾーンの最初は広いテラス。
砂が敷き詰められていて、学校の校庭みたいな感じ。
なお、入場する際に見せるQRコードはしっかり持っておきましょう。
有料ゾーンを出るときに必要になります。
有料ゾーンへの同時入場者を制限しているみたいです。
テラスからはバルセロナの街、さらには地中海を望むことができます。
ここでも見えるサグラダ・ファミリア。
写真の左側の、クレーンがのっている建物です。
やはりこれこそバルセロナのシンボル。
テラスのふちはずっと続くながーいベンチになっています。
ガウディのことですから、当然この部分にもこだわりがあります。
人間の身体に合わせた形に設計されているんだったか。
だからといって座り心地がすごくいいかというと、いかんせん石でできているのでそれなりです。
テラスの下は空洞。
地下神殿感があります。
天井にも装飾があります。
オーディオガイドとかがあるわけではないので、装飾の意味はよくわかりません。
神殿・・・じゃなくてテラス下からさらにくだると、トカゲの噴水。
水の勢いが弱くて、噴水っていうよりは、よだれっていうか飲んだ水こぼしてるみたいっていうかなんだかそんな感じです。
どうしてこうなった。
写真撮影の名所なので、ひっきりなしに人が寄ってきます。
テラス、噴水の位置関係。
テラスの真下に階段があって、階段の真ん中にトカゲの噴水。
さらに有料ゾーンを探索。
テラスとトカゲの噴水ばかり注目されるので、このあたりは人が少ない。
回廊といえばいいのか。
間違いなく人工物なのに、自然の賜物のようにも見えます。
さて、有料ゾーンを一通り見学できたので、無料ゾーンに向かいます。
無料ゾーン
無料ゾーンの見どころは、ゴルゴダの丘。
バルセロナ市街を見下ろすことのできる展望台になっています。
グエル公園自体が市街中心部から外れた高台にあるので、いい見晴らしスポット。
Miradorという看板にしたがいつつ、人の流れのある方向に沿って高い方向に行けば辿り着けます。
ちなみにMiradorというスペイン語は展望台という意味です。
ゴルゴダの丘に到着。
木陰が涼しげ。
思ったより人は多くないです。
グラナダのサン・ニコラス展望台のイメージがあるからそう思うのかも。
ゴルゴダの丘からの景色。
右手にはモンジュイックの丘、左にサグラダ・ファミリア。
市街地真ん中を貫く緑の道はサン・ジュアン通りでしょうか。
ヨーロッパでよく見る、道路にレストランの席が展開されているエリアで、入りやすいのでよくお世話になった思い出。
無料ゾーンをさらに散策。
古代遺跡っぽさを感じる。
見た目は全然違うけど万里の長城みたいな。
クラッシュバンディクーレーシングにこんなコースあったなと思ったり。
無料ゾーンにはガウディの家博物館というものもあります。
入場料は5.5ユーロ。
4部屋程度の小さな博物館です。
ガウディが設計した家具が並んでいました。
思わず触りたくなるなめらかな曲線。
触るというか座りたい。
以上、グエル公園でした。
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