スペインアンダルシア州には、白い村と呼ばれる村が点在しています。
その中の代表的な一つ、ミハスに行ってきました。
ミハスへの行き方や、その風景を紹介します。
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ミハスの風景
まずはミハスを風景写真で紹介です。
お土産屋さん。
かわいいです。
この交差点を右に行くと、ミハスで最も美しいといわれるサン・セバスティアン通りです。
思いのほか人が少ない。
左の方が広々としていたので、そちらを先に散策。
白い壁に赤い花の鉢植えが映えます。
そんな景色がずっと続いていて気持ちいい。
ただの道なのに楽しくなります。
ミハスは山肌にある村で、坂が多いです。
ふとわき道を見ると、細い路地の向こうに地中海が広がっています。
主流は赤い花の鉢植えですが、白い壁には青や緑も素敵にマッチします。
坂、階段が多いのでバテないようにゆっくり進みます。
ミハスで最も美しい通り、サン・セバスティアン通りに戻ってきました。
サン・セバスティアン通りで坂の上から。
サン・セバスティアン通りの奥からさらに進むと、大量の鉢植えが飾られた家があって思わず目を引かれます。
どんどん上っていくと展望台に辿り着きます。
ミハスはもちろん、地中海まで見渡せて、さらにその先のアフリカ大陸もうっすら見えます。
ちょっと天気が悪くなってきたような。
ミハスの闘牛場。
今は使われていませんが、4ユーロで見学できます。(2017年4月時点)
闘牛場の客席。
使われていないだけあって、廃墟感が漂います。
世界一小さい闘牛場なんだとか。
しかも実際のフィールドに入ることもできます。
ミハスは山肌の村です。
山肌に貼りついて家が生えてきているかのようです。
またまたお土産屋さん。
どうしてこんなに綺麗なんでしょうか。
ミハス観光概要
ミハスを歩いて感じたことをつらつら列挙してみます。
ミハスは小さな村です。
滞在時間としては、食事をしないなら2~3時間程度、食事込みで4時間程度がちょうどいいかと個人的には思います。
山肌の小さな村が観光名所になっているという点で、台湾の九份や、モロッコのシェフシャウエンに似ているところがあるような気がしました。
どこを見ても絵になる上に、確固たるメイン順路のようなものがないので、ちょっと迷いやすいです。
目印が少ない村なので、地図があっても頼りにならないかもしれません。
特に昼頃から観光客が増えたような気がしました。
のんびり楽しみたければ、朝早く来るか、いっそミハスに宿泊するかです。
レストランとお土産屋さんは多いので、その点はあまり困らないです。
天気がいいほうが、家の白い壁がより映えると思います。
ただし5月頃からもう十分暑くなるので、好天の日は水分補給を意識しましょう。
ミハスへの行き方
ミハスへ行く際は、フエンヒローラという町からバスに乗るのがポピュラーな行き方です。
フエンヒローラのバスターミナル
フエンヒローラのバスターミナルは、RENFE近郊線の駅から通り1本海側(東南東)に行ったところにあります。
列車でフエンヒローラに来た場合で説明します。
フエンヒローラの駅は地下にあり、改札は1か所です。
改札を出たら左にエスカレーター、右に階段があり、階段で地上に上がると正面にオブジェのあるロータリーに出ます。
オブジェを正面に見て右の道路を渡り、そのままその方向に1ブロック進むとバスターミナルがあります。
バスターミナルを正面から見るとこんな感じ。
ミハス行きのバスは122番。
他のバスと少し離れた、バスターミナル正面の通りに止まります。
チケットはバスターミナルの切符売り場では買えず、運転手に直接支払います。
切符は1.55ユーロでした。(2017年4月時点)
ミハスまでは大体25分程度。
日中1時間に2本程度運行しています。
フエンヒローラへの行き方
ミハスへの中継地点となるフエンヒローラへの行き方も紹介します。
入り方としては、マラガからのRENFE近郊線か、アンダルシアの主要都市からPortillo社のバスのどちらかになるでしょう。
私の場合は列車で来ました。
ただし、マラガからではなく、マラガ空港から直接です。
RENFE近郊線C-1路線が、マラガとフエンヒローラを結んでいて、マラガ寄りに空港の駅があるのです。
飛行機の着陸時間は22:25着でした。
空港からフエンヒローラへの終電は23:42で、駅で20分程列車を待ったので、大体着陸から1時間ほどあれば列車に乗れるはずです。
列車利用の際の注意点としては、フエンヒローラ駅に到着しても特にアナウンスはありません。
さらに、駅にフエンヒローラを示す看板も見当たりませんでした。
フエンヒローラに着いたかどうかは、人の流れと車内の電光表示で判断しましょう。
人が降りたらすぐに、逆方面行きの人たちが乗ってきてわけがわからなくなるので、どちらかといえば電光表示の方が確実かもしれません。
さらに困ったことには、フエンヒローラの1つ手前の駅で、人がどっと降ります。
つられて間違えて降りてしまわないように気をつけましょう。
まとめ
スペインアンダルシア州の、有名な白い村、ミハスの風景と行き方を紹介しました。
行き方さえわかればお手軽に散策できる楽しい村です。
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