【香港・北京・ローマ旅行記】カンピドーリョの丘からフォロ・ロマーノの絶景を見下ろす

カンピドーリョ広場 イタリア
カンピドーリョ広場

カンピドーリョ広場とカンピドーリョの丘を訪れた時のお話。

カンピドーリョの丘からはフォロ・ロマーノの絶景を眺められます。

外から眺めるだけならフォロ・ロマーノの入場料もかからないので、時間やお金がなくてもフォロ・ロマーノの景色を楽しめておすすめ。

ヴィットリアーノの裏に位置しているので、そことセットで訪れるのがいいでしょう。

カンピドーリョとは

カンピドーリョはローマにある一つの丘の名前です。

他にもいくつかメジャーな丘があって、それらを合わせて昔からローマの七丘とよばれてきたとか。

カンピドーリョ以外の七丘としては、パラティーノの丘なんかも含まれています。

現代だと、丘の高低差より建物の高さの方が高かったり、建物が密集していたりして、丘の高さを意識しにくいですが、カンピドーリョは七丘の中でも一番高い丘です。

カンピドーリョ広場

カンピドーリョの丘の頂上にあるのがカンピドーリョ広場。

ヴィットリアーノに向かって右側の階段から上っていくと行けます。

カンピドーリョ広場
カンピドーリョ広場

広場入口の像は、ロムルスとレムスだと聞きました。

ロムルスとレムスというのは、神話上でローマを建国したとされる双子で、兄ロムルスの名にちなんで現在のローマという地名になったという。

カンピドーリョ広場
カンピドーリョ広場

カンピドーリョ広場はあのミケランジェロが設計したものです。

対称性を意識した建物の配置になっていて、バロック様式の広場としては建築史上最初のものなのだとか。

建築様式自体、理解できていないのに、それをさらに広場に拡張されても、ちょっとよくわかりませんが、今度勉強してみます。

この建築手法は、ミケランジェロの後継者ベルニーニがサン・ピエトロ広場の設計でも発揮します。

サン・ピエトロ広場はカンピドーリョ広場以上に、対称性が目立っていたので納得です。

フォロ・ロマーノを見下ろすスポット

カンピドーリョ広場を抜けて裏手に行くと、道路沿いに人が集まっています。

カンピドーリョの丘
カンピドーリョの丘

ここは、フォロ・ロマーノを見下ろせる有名なビューポイントです。

ここから見下ろすフォロ・ロマーノはこんな感じ。

フォロ・ロマーノ
フォロ・ロマーノ

フォロ・ロマーノ内からは、フォロ・ロマーノ自体をこの角度から見下ろすことはできません。

そういった意味では貴重な景色。

フォロ・ロマーノを訪れただけではそこを楽しみつくせないってことですね。

奥が深い。

広場を右奥に抜けた場所を先に紹介しましたが、左奥にもビューポイントがあります。

カンピドーリョの丘
カンピドーリョの丘

こちらはちょっと狭いですが、人も少な目。

だからといって景色が劣るかというとそんなことはないと思います。

こちら側から見下ろした景色。

フォロ・ロマーノ
フォロ・ロマーノ

これもまたフォロ・ロマーノ内からは見られない景色。

反対側のビューポイントも見えます。

カンピドーリョの丘
カンピドーリョの丘

人がぎゅうぎゅうですね。

おまけ

カンピドーリョ広場階段下の噴水

カンピドーリョ広場に上る階段下には噴水があります。

カンピドーリョ広場
カンピドーリョ広場

ライオンのような獣が、器に向かって水を吐いていますが、狙いが下手すぎて水が周囲に飛び散っています。

水圧をどうやってかけているのか分かりませんが、水圧が足りない。

たまたまこの日だけのことか、作られた当時からそうだったのか、気になります。

昔と比べて地下の水位が下がって、水圧が下がってこうなってるとかだったら、ローマの長い歴史を感じることができて面白いなと思います。

カンピドーリョの丘の蛇口

カンピドーリョ広場を左奥に抜けて、ビューポイントに行く途中、蛇口があります。

位置関係はこんな感じ。

カンピドーリョの丘
カンピドーリョの丘

ちょろちょろと水が流れています。

カンピドーリョの丘
カンピドーリョの丘

飲料水として使えるようで、私もちょっと飲んでみましたが、お腹は大丈夫でした。

ローマにあるこの手の蛇口は下の穴を指でふさぐと、別の穴から勢いよく水が上向きにでてきます。

ちょろちょろ出ている水を直接飲んでもいいですが、このコツを使った方が水が飲みやすくて、しかもちょっと通っぽい感じがするので、おすすめ。

ただし、この場所もそうですが、ものによっては蛇口の位置が高くて結構飲みづらいです。

おわり

以上、カンピドーリョの丘についてでした。

ローマに行ったこの時の旅についてはこちらからどうぞ。

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