イランの観光ビザを日本国内で取る方法を紹介します。
イランのビザに関するネットと書籍の情報
日本人の場合、イラン入国にはビザが必要です。
ビザを取得する方法はネットを探すといろいろと出てくるのですが、その多くは、世界一周等で近隣国からの入国のパターンで、現地に着いた時にアライバル・ビザを取得しています。
カタール航空等、中東系の航空会社でイランに入国するパターンが多いようです。
今回利用する航空会社はロシアのアエロフロートで、モスクワ経由でイランに入国するのですが、アエロフロートの場合、あらかじめビザを持っていないと飛行機に乗せてくれないような噂がありました。
そうなるとアライバル・ビザでは不安なので、日本国内でビザを取ろうと思いました。
地球の歩き方にもアライバル・ビザのことしか書いていないので、手探りで進めます。
イラン大使館から申請
まずは正攻法として、イラン大使館で情報収集です。
そしたら意外とあっさり観光ビザについてのページが見つかりましたので、こちらで申請してみることにします。
申請にあたっては、顔写真とパスポートのコピーのjpgファイルを送る必要があります。
サイズやらなにやら、いろいろとルールがあるので、下記ページを読みましょう。
英語でいろいろと書いてありますが、サンプルがイラストで提示されているのでなんとなく理解できるんじゃないかと思います。
顔写真については、スマホじゃだめっぽいのですが、わざわざ証明写真を撮ってスキャンするのも面倒なので、上記のルールになるべく沿うようにスマホで撮影したものをを使ってみました。
申請の1ページ目を突破すると、住所等個人情報の入力に進みます。
ここではイラン国内での住所や電話番号を入力する欄があるのですが、宿も未定なので、イラン国内の旅行代理店の住所、電話番号を使わせてもらうことにしました。
まだお世話になっていない代理店ですが、たぶんイラン国内線を予約する際に利用することになるのではないかと。
PARS TOURIST AGENCY
一通り申請が終わると、確認用のコードがメールアドレスに送られてくるので、それをウェブで入力すると、審査待ちのような状態になります。
このとき、メールアドレスとしてyahooメールを利用したら、確認用のコードが届きませんでした。
数分待ってみてみたのですが、迷惑メールフォルダにも届いておらず、gmailにアドレスを変えて再送したところそちらには即座に届きました。
その後は審査待ち。
日曜日に申請を出したら、月曜日の朝にはメールが来ました。
引っかかるとしたら、顔写真と現地連絡先だと思いましたが、そのあたりも無事クリア。
審査が通ったということで、必要な書類をそろえてイラン大使館に持ち込みます。
現地滞在先は同じく、旅行代理店の住所を記載。
イラン大使館のビザ申請は平日の9時から11時のようです。
10時頃に行ったらガラガラでした。
以前行ったロシア大使館とは大違い。
書類を提出したらその場でチェックしてもらえました。
指摘されたのは以下の内容。
- 現地滞在先については、住所だけでなくホテル名も書くこと。
- 勤務先についても、住所だけでなく会社名も書くこと。
- 現地での支払い手段として「CASH」と書くこと。
このあたりをその場で直して再提出。
OKのようで、横の自販機で証紙を買って渡します。
自販機からは領収書も遅れて出てくるのでお忘れなく。
窓口でも領収書のような紙を渡されます。
これがビザを貼られたパスポートを受け取る際の引き取り証になるようです。
申請してから4営業日後の日付でした。
個人的予定の都合で5営業日後に受け取りに参上。
ホテル名がただの旅行代理店名なので、もしかしたら電話でもかかってくるかと思いきやそんなこともなく、無事にビザが発給されました。
ほんとに受け取りは一瞬です。
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