南米ペルー・地上絵の町ナスカその2~ナスカの地上絵遊覧フライト

ナスカの地上絵遊覧用のセスナ機 ペルー
ナスカの地上絵遊覧用のセスナ機

こちらの記事に引き続いて、ナスカの紹介です。

今回は、地上絵遊覧フライトについての話がメイン。

ナスカの地上絵フライト

ナスカに行ったら、地上絵遊覧飛行は外せません。

私の場合は、ホテルにチェックインするタイミングで、翌朝の地上絵遊覧のフライトを申し込みました。

フライトの手配のサービスはナスカの町の大抵のホテルでやっているようなので、手配に困ることはないでしょう。

飛行機の種類や飛行ルートにもいろいろと種類があります。

飛行機が小型になるほど小回りするので酔いやすいですが、席が1列でまた低いところを飛ぶので地上絵は見やすいそうです。

飛行ルートについては、まず定番のルートがあり、オプションとしてさらに別の地上絵も見るかどうかという点を選べます。

せっかくなので追加オプションの地上絵も見てきました。

しめて95ドルなり。

地上絵遊覧は、時間帯によって見やすさが変わります。

空気がきれいだからか、朝の方が見やすいです。

なので、1泊して朝からのフライトで地上絵を見るというのはちょうどいいでしょう。

私の場合、朝8時にホテルのフロントで送迎の車を待ちました。

酔うのが怖いので朝食は抜きです。

空港まで移動し、体重を測った後空港税を払ってセキュリティチェックを受けたら、慌ただしくすぐに飛行機に乗せられました。

空港税ですが、ドルで支払うとレートがかなり悪いので、ソルで支払うことをおすすめします。

10ドルが大体30ソルに相当するので、空港税25ソルを支払うときに、10ドルを出したら5ソル程度帰ってくる想定でした。

しかし実際にやってみると、お釣りが出ません。

慌ててソルで支払いましたが、こんなにレートが悪いのは驚きです。

フライト

飛行機に乗ったら、シートベルトとヘッドホンをします。

ヘッドホンからは、パイロットの方の案内音声が流れてきます。

なぜヘッドホンかというと、そうでなければエンジンやらプロペラやらの音にかき消されてまったく聞こえないからですね。

飛行機はあっという間に離陸します。

セスナ機に乗るのは初めてだったんですが、離陸の瞬間はちょっと感動します。

ライト兄弟もこんな気分だったんだろうかとか妄想していました。

フライトが始まると次々に地上絵を見て回ります。

朝の比較的見やすい時間帯だというのに、なかなかはっきりとは見えません。

パイロットの方のガイドがなければ見つけられる自信はないです。

ガイドぶりは大したものでした。

「左の翼の下に、次の絵が見えてくるよ。もうすぐ・・・もうすぐ・・・もうすぐ・・・ここ!」といった調子で、実際それに従うと見つけられるのです。

フライトが終わったら、パイロットの方と記念撮影をすることができます。

チップの準備はお忘れなく。

こちらはフライト後に撮った、別の飛行機の様子です。

なんとなくセスナ機の大きさがイメージつくのではないでしょうか。

ナスカの地上絵遊覧用のセスナ機
ナスカの地上絵遊覧用のセスナ機

フライトの後は再び送迎の車でホテルに戻ります。

8時に出発して10時に戻ってきたので、実際あっという間でした。

酔い止め

地上絵のフライトには酔い止めが必須です。

私は日本で買って持っていきました。

飛行機が揺れるから酔うのではありません。

酔いそうになる理由は、景色だけが普段体験したことのない動きをするからです。

フライト中、地上絵を見るために、飛行機は傾いたまま円を描くように飛ぶことがよくあります。

意外と飛行機がスムーズに飛ぶので、傾いて飛んでいるという体感がないのに窓の外の景色が回っていきます。

このような瞬間に酔うのです。

今回の記事が後編になる予定でしたが、さらに続きます。

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