モロッコの食事についての記事です。
モロッコの名物料理タジン
モロッコの名物料理といえばタジンです。
タジン鍋というとんがり帽子のようなふたのついた鍋を使って、牛肉や羊肉と野菜を水を使わずに調理します。
見た目はシチューに近く、味もシチューに近かったような気がします。
ただシチューとも異なる部分があり、タジンはタジンであるとしか説明できません。
とてもおいしいんですよ。
いつも見た目は少ないように見えるのですが、食べてみるとボリュームがあって満足します。
そして物価のせいかリーズナブルに済むので、モロッコに旅行に行った際はぜひ食べてみてください。
モロッコでタジンを食べようと思った時、特に気合を入れてお店をリサーチする必要はありません。
観光地であれば適当にぶらぶらと散歩していると大抵食事処の集まっているエリアがあり、そこを通りがかると一斉に呼び込みが集まります。
どのお店も同じようなメニューで同じような値段なので、どのお店を選んでも大差ないです。
どのお店もおいしいんです。
呼び込みの店員同士のやりとりもなかなか見ていて面白く、1人目の店員に2人目の店員が割り込もうとするところを1人目がさえぎったりします。
呼び込みにフィジカルが必要な光景なんて他に見たことありません。
テーブルに着くと、前菜の意味なのかオリーブが出てきます。
日本でいうところのラーメン屋の水とか、居酒屋のお通しとかのようにとても自然に出てきますが、これは料金を取られないようです。
オリーブだけバクバク食べるものではなく、さっぱりしているのでタジンの途中に食べるのがいいかもしれません。
ちょっと大きめの固いパンも出てきます。
大きさはコンビニで売っているメロンパンくらいでしょうか。
それを半分くらいの高さにつぶしたくらいです。
固さについてもメロンパンの表面くらいで、メロンパンをボロボロ崩れないようにしたようなイメージです。
特別な味はしない、プレーンなパンなのですが、これがタジンと合います。
パンについても料金は取られませんでした。
タジン、オリーブ、パンといった形で、タジンを頼むだけで結構いい食事にありつけます。
クスクス
タジン以外にもモロッコの料理はあります。
クスクスなどがその1つです。
日本にはこれに似たようなものがないので最初正体がまったくわかりませんでした。
ものすごく小粒なお米か何かのように見えますが、実は小麦を丸めたものだそうです。
本当に小粒で、ビーズよりもさらに小粒です。
1回だけ食べたのですが、パサパサとしていて私の口には合わず、それ以降はずっとタジンばかり食べていました。
タジンがおいしすぎたというのもクスクスを避けた理由かもしれません。
ミントティー
他にはミントティーが印象に残っています。ミントの葉をこれでもかというくらいにぶち込んだお湯に砂糖で甘さを加えます。ミントの爽快感と砂糖の甘さが補完しあっていて爽快な飲み物です。風邪をひいたときとかに飲むといいかもしれないと思いました。
まとめ
いろいろと書きましたが、結局言いたいのは、モロッコではタジンがおいしいのでぜひ食べてみてくださいということです。