南米ペルーの南部の町、プーノでのアクティビティとしては、チチカカ湖ツアーが最初の候補に挙がります。
ツアーの種類もいろいろで、日帰りでウロス島だけ行くものから、1泊2日の旅程にして、アマンタニ島とタキーレ島にも寄るものまで様々です。
せっかくペルーの果てまで行って、日帰りツアーで終わらせるのはもったいないということで、なんとなくアマンタニ島ツアーに参加してみました。
そうしたら意外とアマンタニ島がいいところだったので、その経験を書きます。
チチカカ湖といえば
チチカカ湖といえば、汽船の通行する世界最高標高の湖として知られています。
アクティビティとしては、湖に面した町、プーノからのツアーがあります。
もっとも手軽なツアーは、日帰りでウロス島に行くものです。
このツアーはお手軽さゆえに人が集まりやすいだろうと思いますが、私はマイナーな方である、アマンタニ島まで行くツアーに参加しました。
ツアーの中身
アマンタニ島まで行くツアーの中身はこんな感じです。
1日目の朝にホテルに迎えが来て港に向かいます。
いろいろなホテルで人をピックアップし、マイクロバスがだんだんぎゅうぎゅうになっていきます。
港で船に乗ります。
大体24人くらいのグループだったか。
船はまずウロス島へ。
ウロス島を見た後は、3時間くらい(?)船に揺られてアマンタニ島へ。
アマンタニ島では現地の人の家にホームステイです。
遅めの昼食をいただきます。
夕方になると山登り。
山頂でサンセットを見たらホームステイ先に戻ります。
夕食をいただいて、夜は現地の住民のダンスパーティーに参加。
翌朝もホームステイ先でいただいた後、タキーレ島へ。
タキーレ島を観光し、レストランで昼食を食べたらプーノへに戻ります。
アマンタニ島
アマンタニ島はチチカカ湖に浮かぶ島です。
陸地から離れているため、湖を眺めると水平線が見えます。
そして、アマンタニ島自体について見れば、標高が高いからか、その土地は草木もまばらで荒涼としています。
このロケーションがいいんです。
どでかい湖に浮かんだ荒涼とした大地というのは、まるで世界の果てに来たかのような感覚を覚えます。
安い例えになってしまいますが、ドラゴンボールに出てきそうな風景です。
標高が高いのか空は青く、雲は少ないです。
広い視界の中にあるのは、水平線と青い空、人工物も植物も少ない武骨な大地。
ウロス島からちょっと足を延ばしただけで、こんな素敵な光景に出会えるとは思っていませんでした。
チチカカ湖でツアーに行くなら、アマンタニ島も行ってみるといいですよ。